たたら侍の事を書きます。レンタルした感想、ゲオのレンタルサービスです。
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2017年5月20日公開の映画「たたら侍」についてです。この映画は、真の侍へと変貌していく青年の成長物語をえがいたものです。主役の伍介は、出雲の山奥で暮らす”たたら吹き”の後継者です。戦国末期の激動の時代、名刀を生み出す技術を受け継ぐ伍介ですが、村を守るために侍を目指し村をでます。
海外での評価やキャストについて
この映画は、日本での公開前に海外の映画祭（第40回モントリオール世界映画祭）にて、最優秀芸術賞を受賞しております。また、EXILE HIROが初プロデュースした事でも話題となりました。
EXILEが出演もしております。AKIRAと3代目のJ Soul Brothersのパフォーマーとして活躍する小林直己が、伍介とかかわる主要な人物役として登場しております。
監督脚本は、錦織良成さん、主役の伍介を演じるのは、青柳翔さんです。
たたら吹きに関して
今回の映画の重要なキーワードでもある”たたら吹き”について説明します。今作の中では、この技術を初代名が狙って、村を襲ってくるほどの、高度な鉄作りの技術とされていますが、実際はどのようなものなのでしょうか？
これは、現代においても世界最高の純鉄で、武士の魂である刀のを作るさいに欠かせない、玉鋼をつくるものです。大変に純度の高いものを作ることができ、現在の溶鉱炉を用いても同様のものを作ることは困難と言われているようです。
まさに、匠の技術であった事が伺えますね。
ストーリー以外に風景もよく見て頂きたい
この映画のもう一つの魅力ともいえるものが、今では珍しい35ミリフィルムを用いて撮影をしていることです。島根県を愛する監督が撮影されていることもあり、山や海、田んぼが広がる田園風景の美しさが、見事に映画の世界に取り込まれております。
作品の中で随所に登場する、雄大な日本の風景美にも是非注目して下さい。現代の私たちには、きっと懐かしい気持ちにさせてくることでしょう。
まとめ
日本の伝統と日本人の気高き精神を、完全オリジナルストーリーで描いた時代劇です。主役を演じる劇団EXILEの青柳翔さんの演技も光りますが、他にも津川雅彦さんら等多くの名優さんたちが脇を固めており、完璧な布陣で撮影された映画となっております。